彼氏を作るような宣言をしてしまったけれど、控えめに言ったとしても、わたしは離婚をしたらすぐさまにパートナーが欲しいと思っています!
3年間の寂しい結婚生活
夫との結婚生活は約3年。
夫と不仲になったのは産後直後。
ということは、夫と不仲になって約2年。
おおよそ、わたしにとって約2年間心を許せるパートナーはいませんでした。
かと言って、夫がいる身で外に彼氏を作るという度胸も、器量も、器用さも、魅力も、わたしにはありませんでした。
新しい恋は許されないのに、一番身近である家族の夫とは冷めきった仲であり、それは永遠に続く孤独のような、果てしなく寂しい気持ちにわたしをさせたのです。
それって、独身で彼氏なしです、っていう状態よりも随分孤独なものです。
本来であれば、愛し愛される相手である配偶者と敵対しているのだから。
しかも結婚していると、恋人とは違って「好きじゃなくなったから別れる」という選択も容易にはできません・・。
彼氏や婚約者はすぐに作れる?過去の失敗談
これはわたしの持論ですが、彼氏や婚約者はその気になればすぐ作れると考えています。
誤解しないでくださいね。
こんな言い方をすると「は?」と思われても当然なのですが、これはわたしの人生を賭けた失敗談なのです。
30代前半で2度の結婚と離婚(現在離婚調停中)を経験することになって、この持論は正しくても、決して有効じゃないと気づきました。
あくまで・・名ばかりであっても、男性と交際することや結婚することはそんなに難しくないです。
ただ、その過程には本当の自分の姿を偽るとか、相手の本当の姿まで見ようとしていないとか、簡単に言えば相手の肩書きと自分の肩書きだけの交際や結婚ということ。
恥ずかしながら、こんなことを2度も繰り返してしまいました。
今まで自分のことすらまともに見つめようとしてこなかったわたしは、男性に対しても肩書きやルックス、そして何よりもわたしのことを好きであるかどうか?を重視してきたのです(お恥ずかしい)。
収入があって、仕事や周りの人たちから注目されている肩書きがあって、何よりわたしのことをわたし自身よりも「好き」だと思ってくれる人。
わたしは、自分のことを嫌いだったからです。
でも、交際や結婚した男性達は、わたしが彼らに対して思うことと同じようにわたしのことを外面でしか見ていませんでした。
「自分に対して従順であるか?」
「いつも身なりを綺麗にしていて、横に置いて自分という存在を際立たせてくれるか?」
「いつも楽しさや快楽を自分に提供させてくれるか?」
「自分を満たしてくれるか?」
例えば、着る服や髪型を指示されるようなこともありました。だけど、わたしの好きなものや趣味には興味を示してくれなかったり。
彼らにとって、笑わないわたしや、楽しませてくれないわたしは、何の用も成さなかったようです。
それはわたしにとって彼らも同じ。
だから、わたしはもう2度と今までと同じような恋愛をしない!!なにがなんでもだ!と心に決めています。
つまり、ありのままの自分でいてもオッケーな(許される)相手です。
それには、わたし自身が自分に対して「ありのままでオッケー。」で、相手に対しても「ありのままのあなたを全肯定するよ。」と言えることが最重要課題なんですが。
離婚して再婚しなくてもパートナーは必要
子どものいるわたしは、積極的に再婚したいと思っているわけではありません。
父親のいない家庭で子供を育てることは、わたしと夫の全責任です。
わたしと夫が今後背負う十字架と言ったらあれだけど、後悔というか懺悔のような・・一生背負う課題だと思っています。
かと言って自分自身の人生を考えた時に、今後の人生を共にするパートナーは必要不可欠です。
恥ずかしいことに、わたしは心から男性を愛したことがないような気がします。
多分。
最近になって、初めて実感しました。
子どもが生まれてから、こんなに温かく満たされた感情を他人に対して抱いたことは生涯一度足りともありませんでした(言い切れる)。
生まれて初めて、「愛している。」という言葉を臆することなく正直に言えたのです。
夫に対して「愛している。」と言うときは、いつも違和感を感じていました。
なんか違う。愛ってなに?と。
本当に心から他人を好きになったことが1度も無かったのです。
わたしは、10代の頃から自分のことが嫌いで認められませんでした。
だから、自分の代わりにわたしのことを「好きだ」と言って認めてくれる存在を常に欲していました。
当たり前だけど、そんなわたしに寄ってくる相手はわたしと似たような人ばかり。
うまくいくわけがありません。
夫と離婚をして新しい人生を刷新させるとき、わたしはやっと自分らしく生きられるような気がしています。
そこで改めて、これからの人生を共に楽しんでいける真のパートナーが欲しいと思うのです。
胸を張って人生を謳歌するために!!