今までずっと当ブログで産後クライシスレポなどを書いてきましたが‥
ついに「離婚」することが決まりました。
というか、家を追い出されました(笑)
夫との離婚が突然決まった
夫から生活費口座を止められ、子供の通帳とキャッシュカードを没収される
先日、財布の中の生活費が底をついてきたのでATMに行ったところ、口座が止められていてお金をおろすことが一切できませんでした。
口座(名義人は夫)を止められているということは、いくら手元に通帳とキャッシュカードがあっても紙切れに等しい。
実際のところ、口座の名義人である夫が通帳やキャッシュカードの再発行手続きをすれば、ただの紙切れとなります。銀行印も同じですね。
自宅に戻ると、大切な契約関係(家や車など)の書類一式と子どもの通帳&キャッシュカードが無くなっていました。
子どもの通帳には、出産やお宮参り、誕生日などに親族からもらったお祝い金・生活費やボーナスからの貯金・児童手当をほぼ全額貯めていました。
後から分かりましたが、この翌日にわたし名義のクレジットカード数枚も勝手に解約と口座振替停止をされていました。
ある日突然夫から家を追い出される
もともと夫はその日から3日ほど義実家へ泊まる予定となっていました。
「やられたな。」
と一番に思いました。
なぜなら、生活費の口座を止めて妻子がお金を一切使えないようにしてから別居する手口は、夫が前妻と別居の際に使った手口だったからです。
ちなみに、前の奥さんも小さい子どもを連れて家を出ていました(わたしと同じく生活費没収で)。
夜、実父に頼んで夫の携帯へ電話をかけてもらうことにしました。
わたしがかけてもきっと話にならないので、もう意味がないと考えたのです(まぁ、当然わたしがかけても出ないだろうし)。
夫は電話口で開口一番にこう言ったそうです。
「アパートから出て行って欲しい。」
離婚に同意しない夫とやっと離婚できる!
本当に離婚できると思っていなかった
わたしは即座にこう思いました。
「これで離婚できる・・。」
興奮したのです。
場違いのように聞こえますが、この1年間離婚に同意してくれなかった夫と本当に離婚できるとは思っていなかったのです、わたし自身。
確かに事態はきっと最悪に違いありません。
なんたって今まで専業主婦だったので、外勤している訳ではありません。
生活の保証はどこにもありません。
不安要素は、ややこしい離婚手続きに始まり、新しい住まいや仕事、生活費、保育園探し、シングルマザーになること・・挙げればきりがないほどでした。
それでも、身体中から湧き上がる興奮は数日間も続きました。
やっと離婚できる・・。
仮面夫婦とは「水の中でゆっくり窒息していくような惨めな毎日」
わたしは、いつまでも離婚に同意しない夫と何1つ建設的な話ができずにいた1年間を振りかえりました。
口論ばかりの日々。
不安と疑念と怒りに満ちた日々。
本当に、夫と離婚できる日が来るとは思っていなかったことに気づいたのです。
私たち夫婦は、はたから見ればごくごく普通の平凡な家庭だったかもしれません。
けれど、仮面夫婦の実態はなんとなくいつも不幸で、惨めで、まるで水の中でゆっくりと窒息して死んでいくような日々でした。
入り口は開いているのに、いつまでも鳥籠の中にとどまっていて逃げれない鳥のような・・。
とても惨めな気持ちで暮らしていました。
もっと早く離婚すればよかった
夫のことはもう1mmも愛していない
少なくとも一度は愛し、生涯を共にしようと思った男を・・
ここまで・・
愛せなくなるものか(笑)
わたしは自分の感情に驚愕しました。
夫を失うことが全く悲しくないのです。
離婚は今からするけれど、きっと私たち夫婦の関係は随分前から〜the end〜を迎えていたのだと思います。
人生から喜びと楽しさを奪った家庭内別居生活
わたしは可笑しくなりました。
あぁ、もっと早く離婚すればよかった。
今まで一体何にしがみついていたのだろう?と。
もうとっくの昔に夫婦関係は終わっていたのだから、もっと日々の楽しいことに目を向け、四季の美しさを感じたり、親しい人と笑いあったり、喜びに満ちた感覚を味わうための時間を過ごせばよかった・・と心から思いました。
夫と不仲になり家庭内別居をしている現実は、わたしをいつも暗い気持ちにさせていました。
何をしていてもその気持ちが払拭されることはありませんでした。
そして、この数年間、わたしは人生を心の底から楽しんだことがないことに気がついて涙が出たのです。
離婚が決まって思うこと
仮面夫婦は何も生まない
仮面夫婦は何も生みません。
相手と別れる時に、失った時間の多さに驚きます。
子どもが生まれてこの数年間、心の底から笑ったことはあったっけ?
この1年間、「やり直したい」と言う夫から愛情を感じたことはあったかな?
答えは「1度もない」。
一番身近な存在である家族が、他人よりも冷たい存在となる辛さは計り知れないものがあります。
何も相談できない、会話もできない、喜びも悲しみも自分1人だけのものです。
名ばかりの「家族」という空間の中で、お互いに孤独です。
そして1人です。
とても惨めで悲しいものです。
これからは私が私を幸せにする
わたしは30数年間の人生で、2度も同じことを繰り返してしまいました。
それも数年のうちにアレヨアレヨと。
そこで、わたしは心に決めました。
これからは、わたしがわたしを幸せにすると。
「止まっていた人生をここから再スタートさせる、子供とともに!」と真夜中のキッチンで1人で誓ったのでした。