いつも読んでくださってありがとうございます。
現在、産後クライシスから離婚調停真っ最中です。
ちょっとした心境の変化からブログの方向性を変えることにしました。
夫や義理の両親に対する恨み辛みから始まったストレス発散ブログ
ブログを始めたのは理由はこの2つでした。
- 家庭内不和の内容を実の両親にも身近な友人にも話せない。
- 夫や義理の両親に恨み辛みを言う機会がない(もう修復不能だから)。
胸の内に溜まった不満や怒りを相手に直接伝えることは、少なからず相手に「わかってもらいたい。」という意識があるためです。
‘わたしの怒りや不安を知って欲しい’・・みたいな。
もう、夫に対してその気持ちはありませんでした。
それでも、1年以上ずっと胸の中に溜まったドロドロした「しこり」のような感情は消えては無くなりませんでした。
4ヶ月前に、自分の居場所を作るために書き始めたブログは、いわば心の中に溜まったドロドロを消化するために始めたものでした。
突然夫から家を追い出されて離婚調停へ
そんな中、事態が急変したのは2ヶ月前にさかのぼります。
離婚を拒む夫と本当に別れることなどできるのか?このまま不健全な日々が続くのでは・・という不安は、或る日突然解消されたのです。
しかも夫の行動によって(笑)
みるみるうちに離婚話が現実のものとなり、離婚調停へ。
今では夫は是が非でもという調子で離婚に合意しており、離婚に関する条件を調停で話し合っている最中です。
というか、ある日突然夫から家を追い出されて「来週には離婚届を出したい。」と言われたのです。
とにかく、現実が急変しました。
もっと段階を踏んでほしかったのだけど(笑)
でもきっと、離婚なんて円満にできやしないものです。
円満でないから別れるのに。
離婚経緯を綴ったブログが離婚調停で役に立つ
離婚にあたり、わたしは弁護士を雇いました。
そうでもしないと、夫のような計算高い人間には太刀打ちできないとわかっていたからです。
弁護士からは、離婚に至った経緯をメモにするように言われました。

毎日メモ書きをしていなかったわたしは(前の離婚の時はやっていたんだけど)、ブログに夫との不和について綴っていたおかげで、経緯の詳細を簡単にメモに起こすことが出来ました。
かなり細かい部分まで、正確に。
もしかして、この日のために・・わたしは記憶をさかのぼって夫との経緯を整理して書いてたのかしらん?と思ったほどです。
突然、ほぼ無一文の状態で家を追い出された中で、冷静に対処できたのはこのブログのおかげだと思います。
随分前から、心の整理はできていました。
無意識のうちに、きっと準備していたのです。今だから、わかること。
今の生活に夫や義理の両親への執着は必要ない
驚くことに、夫と離婚に向けて別居が始まり、毎日の生活は素晴らしく穏やかなものになりました。
ひとことで表すなら、心地いい!
もちろん現時点でお金はそんなにないけれど、不安や焦燥感、孤独感といった類のものから随分と解放されました。
怒りや恨みも。

子どもや家族と過ごす日々は毎日幸せで、「今」が、今までの人生の中で一番幸せだと感じられます。
夫との短い結婚生活はきっとその反対で、常に怒りや不安、疑念に苛まれた日々でした。
結婚の不可思議なところは、「一生この状態が続く」と思えるところです。
そこから解放されたのです。
そんな中で、ブログで夫に対して書くことがなくなってしまいました。
「夫に対する(なにかしらの)想いがなくなった」と言っても過言ではありません。
今までは夫や義理の両親が自分にした酷いことを暴いてやる!という気持ちがあったけど、彼らのことがどうでもよくなりました。
彼らが今後どう生きようが、自分とは関係ない。
過去どんな関わりがあったかさえも、もうどうでもいい。
恨み辛みが天に召されたのか・・というわけではなく、過去を振り返るのはやはり気分のいいものではなく、今の生活にはもう必要がないと気づいた次第です。
ということで、今後は過去の結婚や離婚(2度も!)に縛られないブログにすることにしました。
古い自分は、離婚とともに脱ぎ捨ててしまうことにしたのです。
過去の離婚に囚われた自分を解放する
もともとわたしという人間は、穏やかで、日常のささやかな彩り(農家の人が作った漬物が美味しくてつい買ってしまうとか、子供との散歩コースにいる柴犬をからかうのが楽しみだとか)が好きな人間です・・だと、思います、多分。
けど、30数年間の人生で起こることは決して穏やかではありませんでした。
わたしはいつまでもその記憶に固執して、自分で自分を閉じ込めていたのです。
北川景子主演のドラマ「家売るオンナ」の中で、主人公がこんなセリフを言う場面があります。
「私は家に悲しい思い出があるのに、未だに家に執着して家を売る仕事をしている。私自身のように過去に囚われたままでいてはいけない。自分を解放するべきだ。」と。
思い出す範囲ですが、そんな内容のセリフでした。
状況や立場は変わっても、過去も現在も「家」に固執して自分を解放できていないということでしょう。
当時、大手外資系生命保険会社のコンサルタントだった前夫と別れた後、保険の仕事を始めたわたしはドラマの主人公の言葉に胸が震えたのです。
これはわたしのことだと。
わたしの前の離婚話もかなり奇天烈・奇想天外のものだと思いますが、もし機会があれば書きます(結婚期間わずか2ヶ月半)。
おわりに
わたしはずっと正社員で会社勤めを繰り返してきましたが(専業主婦を2回経験)、今の時代、好きなことをして豊かになれると思っています。
このブログは更新も少ないですが、開設3ヶ月目で収益0円から本を1冊買えるくらいになって(それでも少ない方ですが笑)、ストレス発散で書いていたものがお金になるなんて面白いです。
出産を経験して、女性は身体も心も、家庭や仕事の立場もめまぐるしく変わるものだと嫌なほど味わいました。
それも本人の意思関係なく。
実際に、出産がきっかけで夫とは関係が劇的に変わり、離婚に至りました。
思い返せば、初めからわたしの根底には、「出産して子供ができても、自分らしく自由に生きたい。」という想いがあります。
そして、現実はそうではなかったことも嫌という程味わいました。
結婚していようが、離婚していようが、子供とともにもっと明るく意気揚々と自分らしく生きていきたい。
育児をすることで、職場や家庭環境から「1人の女性」として人権を侵害されるようなことがあってはならないと思います(モラ夫や嫁ハラや、仕事や育児の上で協力を周囲に仰げないとか)。
さらに、そこで自分を犠牲にしたり、感情を麻痺させて我慢する必要はないと思っています。
なんせ子供は宇宙で一番大切ですから・・!
何もハンディを背負う必要はないと思うんですよね。
ブログの雰囲気が変わるかもしれませんが、わたしはもっとわたしらしく、快適に生きることを追求していきます。
つたない文章ながら、夫や義理の両親とのあれこれを読んでくださり、ありがとうございました!
愛を込めて!