結婚している時、わたしは「何のために生きているんだろう。」と、何もかもの感情が麻痺してしまったようでした。
それは、あらゆることを我慢し、自分が本当に感じる思いを押し殺してきたからです。
それは、夫との生活との苦しみをできる限り緩和するための策でしたが、知らないうちに喜びや楽しみ、といった生きる喜びを感じる術も奪っていきました。
あの時、離婚して本当によかった。
アラサーで2度の離婚を経験

20代後半で恋愛結婚をしたものの、わずか2ヶ月半で離婚。結婚生活は辛かったにも関わらず、当時、別れたくはありませんでした。結局、相手と音信不通になり離婚を選択せざるを得ませんでした。
結婚してから離婚に至るまで気持ちを整理する時間がなく、別れることを選んだ後悔と相手への執着が残る辛い離婚でした。
2度目の離婚は、約2年半生活を共にした夫との離婚(このブログにも書いてきましたが)。前回と違うのは子供がいたことです。
産後クライシスと義両親の嫁ハラに悩み続け、関係改善を図るも家庭内別居となり、最後は夫と敵対する仲となりました。何よりも、敵対する夫への愛情を徐々に失っていきました。
弁護士を雇って、離婚に至りました。
離婚して本当によかったことはこの2つ
つまり、離婚しなければ得られなかったことです。
離婚したらわずらわしい人間関係から解放された
離婚して得られたもの。
・我慢と自己犠牲からの解放
・自分の感情と人間性を取り戻す
・多大なストレスと抑圧からの解放
人間関係とは、夫、義理の両親、夫の親族、夫の知人や会社の上司などのことです。
離婚すると、こういった一切のことから解放されます。
結婚すると良くも悪くも他人から家族となり、その関係がうまくいかないと、この「家族」という呪縛に苦しめられるようになります。
いくら折り合いの悪い義両親でも、家族。もし相手が非道だったとしても、家族。
家族からは逃げられない。「わたしが我慢するしかない」、「わたしさえ我慢すれば丸く収まる」という風に、周囲の圧力も重なって自然と思うようになります。
離婚したら新しい人生をスタートできた

離婚して得られたもの。
・人から愛され、人を愛する権利
・仕事や環境など、人生をやり直せるチャンス
離婚をすると人生が変わります。
住む場所、家族構成、仕事、出会う人、新しいパートナー・・など、否応なしに変わります。離婚(結婚)はそれだけ人生に影響力があるんですね。
つまり、もしあなたが辛い結婚生活を送っているならば、それは人生を左右してしまうほどのものであるということです。
結婚すると、良くも悪くも「一生このまま」と思うことがあります。
例えば、パートナーは結婚した夫です。
死別したら再婚もあり得ますが、それ以外は基本的にNGですよね(俗にいう不貞行為)。もし愛し愛される関係じゃなくなったら、女として終わる以前に、1人の人間として長年寂しい思いをし続けることになります。隣に夫という名のパートナーがいながら、愛情を一生経験できないのです。
まとめ

声を大にして言いたいのは、決して「じゃんじゃん離婚しよう!」と推奨してはいない事です。
離婚は最終手段です。できる事なら、夫婦関係を改善させて結婚生活を続けさせたほうが良いでしょう。
ただ、もしあなたが「我慢」を強いられ、「自己犠牲」の上に成り立っている結婚生活であれば・・それは長続きはしません。一度、お相手と話し合うことをおすすめします。
わたしもできるなら夫婦関係を改善したかったのですが、それが出来ないうちに愛情の方が先になくなり、離婚に至りました。
夫婦関係が改善できるチャンスは、相手に対して愛情や尊敬の想いがある時だけです。
いがみ合って愛情が消え失せてしまう前に、夫婦関係を改善する努力はしておきたいですね。それは、たとえ離婚をするとなったとしても「これだけやった。」と自分の心の支えになりますから。
終わった結婚生活に後悔を残さず、新しいスタートを切れますよ。