石垣餅(石垣もち)と鬼まんじゅうの違いを知っていますか?
石垣餅(石垣もち)と鬼まんじゅうは見た目がそっくりなので「同じものなんじゃないの?」と思った方も多いのではないでしょうか。
今回は、石垣餅(石垣もち)と鬼まんじゅうの違いやそれぞれの発祥の地や名前の由来、カロリーなどについて調べてみました。
石垣餅(石垣もち)と鬼まんじゅうの違い
石垣餅(石垣もち)と鬼まんじゅうの違いは、発祥の地・由来・名前が異なるだけでほぼ同じ食べ物のようです。
両方とも、簡単に言えばさつま芋の蒸しパンです(餡は入っていません)。
石垣餅(石垣もち)と鬼まんじゅうの作り方や材料はほぼ同じです。
- さつまいも
- 小麦粉
- 砂糖
- 塩
石垣餅(石垣もち)とは?
石垣餅(石垣もち)とは、小さな角切りのさつま芋がゴロゴロ入った蒸しパンのような食べ物です。
素朴な味と甘さで子供から大人まで人気です。
石垣餅(石垣もち)の発祥の地は?
石垣餅(石垣もち)は大分県の郷土菓子です。
小麦粉で簡単に作ることができるので、農作業の合間に食べる農家のおやつとして親しまれてきました。
石垣餅(石垣もち)の名前の由来
石垣餅(石垣もち)の名前の由来は、餅の中に入っているさつま芋の角切りが石垣のように見えるためだそうです。
石垣餅(石垣もち)のカロリー
石垣餅(石垣もち)のカロリーは、レシピにもよりますが大体1個あたり120〜206kcal程度のことが多いです。
意外と低カロリーなんですね。
石垣餅(石垣もち)はどこで買える?
石垣餅(石垣もち)は、大分県内の道の駅やスーパー、デパ地下などいろんな場所で売っていて県民から親しまれています。
鬼まんじゅうとは?
鬼まんじゅうとは、石垣餅と同じように角切りのさつま芋がゴロゴロ入った小麦粉で作る蒸し菓子です。
学校の給食にも出るほど地元の人に親しまれている郷土菓子です。
鬼まんじゅうは、別名「鬼まん」「芋ういろ」「芋まん」「芋まんじゅう」とも呼ばれています。
鬼まんじゅうの発祥の地は?
鬼まんじゅうは、愛知県(名古屋市)を主とした東海地方の郷土菓子です。
鬼まんじゅうが作られるようになった起源ははっきりとされていませんが、愛知県はさつま芋の生産が盛んだったことも関係しているようです。
鬼まんじゅうの名前の由来
鬼まんじゅうの名前の由来は、まんじゅうからさつま芋の角切りが見える様子が「鬼の角(ツノ)」や「鬼の金棒」、「鬼の肌」に見えたことがきっかけだそうです。
ただはっきりとした由来の説はなく、「厄除けのため」という説もあります。
鬼まんじゅうのカロリー
鬼まんじゅうのカロリーは、レシピにもよりますが大体1個あたり150〜220kcal程度であることが多いです。
ほぼ石垣餅(石垣もち)と変わりませんね。
鬼まんじゅうはどこで買える?
鬼まんじゅうは、東海地方の和菓子屋やスーパー、デパ地下や道の駅などで買うことができます。
名古屋には鬼まんじゅうで有名な「梅花堂」というお店があります。
あまりに普及されているため、郷土菓子(地域限定)と気づかない方も多いようですね。
石垣餅(石垣もち)と鬼まんじゅうの違いは?由来やカロリーもチェック:まとめ
いかがでしたでしょうか。
両方とも簡単につくれるので、昔は家庭でもよく作られていたそうです。
違う場所で同じような食べ物が生まれていて面白いです!
石垣もちや鬼まんじゅうのレシピはネットに沢山出ているので、機会があれば作ってみてはいかがでしょうか?