夫と喧嘩して関係がギクシャクしたことはありますか?
職場とは違い、家族は同居しているので逃げ場がなくて辛いですよね。
また、他人ではないので「嫌になったら別れる」ことのできない辛さもあります。
否応無しに、向き合うことが必要とされます。
そんな時、自分自身のダメージを最小限に抑えて、事態を悪化させないために行うセルフケアについてご紹介します。
分析や、そのことについて考えを巡らすことをやめる
「どうしてこんな事になったの?」、「なんて言えばよかったんだろう?」って誰しも考えますよね。また、今後起こりうる最悪の事態を妄想したり。
こういったことを考えても、無駄です。
負のループに迷い込んでしまいます。堂々巡りです。
その間、相手は轟音のいびきをかきながら爆睡してたりしますからね・・。
考えることをやめられなければ、好きなもの(本、漫画、ドラマ、音楽、ネットショッピング、ペット)に触れて一瞬でも良いから忘れてみてください。
頭がクリアになります。
今やらなければいけない事に没頭する
わたしの場合、子育てでした。
淡々とこなすことが大切です。
日々のルーティンでも構いません。食事を作ったり、買い物や仕事に行ったり、ゴミ出ししたり・・生きていくには最低限しないといけないことがありますよね。
とにかく、それを無心でやります。何も考えません。
手を動かしてください。
心が静かになっていくのを感じられますよ。
周りに相談しない(場合による)
相手や自分に危険性がない場合は、周りに相談しないことも1つの手です。
家族の話題は、とても個人的なもので人によってそれぞれ答えは違います。
参考に、と思って友人に話を聞いてもらったとしても、「あなたの夫って信じられない!」とか、「もう別れたら?(or 離婚は絶対やめた方がいいから我慢するべき)」って言われることもあります。
それで自分の気持ちがブレなければいいのですが、「そうなのかな?」って思ってさらに悩んで落ち込んだり、「やっぱり相手が悪い!」と再度怒りに火がついたりするのは避けたいですよね。
ある程度自分の気持ちが定まってから、信頼できる人に「わたしはこう考えているけど、あなたはどう思う?」と聞くのはいいかもしれません。
食事と睡眠を欠かさずとる
生活を乱さないことは大切です。
嫌なことが家庭で起きると、「何もかも嫌だなぁ・・」と思い生活全般を放棄したくなりますよね(わたしはなります)。
ヤケ酒や夜更かしはたまにだと良いんですけど、生活が乱れてくると健康面やメンタル面にも影響してきます。
なんでもない時はいいけれど、家庭内の問題を抱えている時はおすすめできません。
どんなことが起きても、食事と睡眠はとるようにして体の状態を良く保ちましょう。メンタルにも必ずいい影響を及ぼしてくれます。
眠れない時は、無理せずに部屋を暗くして間接照明で過ごしたり、昼寝で補充したりするといいですよ。
小さくてもポジティブな事に目を向ける
起こった問題に目を向けていると、めちゃくちゃ固くて重くて厚い壁が目の前に立ちはだかっているような気持ちになります(イメージはぬり壁)。
気持ちを切り替えて・・なんて過ごせません。
なので少し忘れてみてください。
そして、小さくてもいいから喜べること、嬉しいことを最大限に感じてください。「美味しい」、「気持ちいい」、「可笑しい」、「可愛い」とか、五感で感じられることがいいかもしれません。
youtubeでお笑いを見て笑うのもいいですね。
毎日続けていると、心の中の穏やかでいれるスペースがどんどん広がっていきます。
そうすると、ずっと怒ったり悲しんだり悩んだりするよりも、こっちの方が断然心地いいなと気づいてきます。
答えを出さない
白黒はっきりさせないことは大切です。
今、何を考えたって最良の答えは導き出せません。
なぜなら、普通の精神状態じゃないから。
時間をおいてみましょう。今、辛い時をやり過ごしてみましょう。
その間に、相手の考えや行動も変わってくるかもしれません。
自分が怒りや悲しみや不安を感じている時、早急に答えを出すことはやめた方が無難です。
夫婦喧嘩で「離婚話」が出たら?事態を悪化させないためのセルフケア術:まとめ
わたしの場合、出産を機に夫との関係が変化し、約半年の間ギクシャクした関係が続きました。
生後数ヶ月の子供がいるなかで、夫との度重なる口論や、「離婚するぞ」などの脅し文句はわたしを心身疲弊させました。乳飲み子の育児だけでも心身こたえるんですが(笑)
今考えても、「あの半年間わたしはどうやって過ごしてたんだろう?」と思います。よく生き延びれたな、とも。
考えてみたら、上記のようなことをしていました。
その期間を冷静に過ごせたおかげで、時間をかけて自分の答えを導き出せました。
時間が解決してくれることもあるので、目の前で起きている問題をどうにかしよう!と躍起になるよりも、そっと離れて、イガイガになった心の自分を暖かい毛布でそっと包んであげたほうがよっぽど良い方向へいきます。
夫だけでなく、家族や友人相手になど、簡単には答えを出せないごくごく個人的な問題に直面した時、試してみてください。
今解決できなくても、いずれ時が必ず解決してくれますよ。