わたしの産後クライシスの体験談についてブログに書いていきます。
産後クライシスの最中にブログを書き始めて、現在は離婚に至りました。
産後クライシスが原因で離婚する夫婦は多いそうですよ。
ぜひ私たち元夫婦の産後クライシス談を参考にしてください。
第1話は、これから産後クライシスの体験談を話す前に、わたしの考える「産後クライシス」について少し書かせてもらいました。
産後クライシスと産後うつを経験
産後クライシスや産後うつは、個人によって様々な程度や見解があると思います。
わたしの場合、専門的な機関で「産後うつですね。」「あなたは産後クライシスです。」と診断を受けたわけではありません(そもそも診断とかあるのかな?)。
間違いなく産後うつや産後クライシスだと思います。
ただ、当事者である本人が「わたしは産後うつに違いない。」「これは産後クライシスじゃないか?」と思えば、それはリアルタイムで気づくか、後になって「あの時わたしは産後うつだったんだ。」と思うかはわかりませんが、わたしの場合産後うつの時は周りの家族が先に気づき、自分自身では子どもが1歳を過ぎた頃にやっと自覚しました。
今となっては、子どもが新生児の時にもっといっぱい抱っこしてあげればよかったと後悔もしています。
ただ、あの時は子どもと向き合うことが苦痛でなりませんでした。新生児の子どもと2人っきりで過ごす時間は、恐怖以外の何者でもありませんでした。
産後クライシスについては、毎日夫や義理の両親に怒りや恨みを募らせ修羅場もあり、リアルタイムで「これは産後クライシスだ。」とかなり自覚していました。
産後クライシスは夫婦と子どもの人生を変える
産後クライシスは一過性のものではない
産後クライシスは、「産後」という2文字が入っているせいか「産後のホルモンバランスによる女性のいっときの血の迷い」というようなニュアンスを感じます。
わたしにはそう感じられます(笑)
現に、夫からは「産後でホルモンバランスの崩れがあるんだろう。」とか「また昔みたいな関係に戻れる日がくるのを待っている。」と何度か言われました。
確かに、産後はホルモンバランスが崩れます。
産後クライシスによって、いっときは夫婦関係が悪くなっても持ちこたえる夫婦は沢山いることでしょう。むしろ、産後クライシスを乗り越えた夫婦の絆は強くなるかもしれません。
が、わたしの場合は違います(笑)
産後クライシスとはもう言えないくらいに、“一生”夫を愛せなくなりました。
夫を愛する見通しは立たず、「仲良かった頃に戻る」ではなく「もう2人の関係は終わった」と認識しています。
夫との認識のズレはかなりありますが、そもそもこのズレが産後クライシスを加速させたのだと思います。
現在は、離婚を前提とした家庭内別居中です。
産後クライシスは一過性のものかもしれませんが、その時の忘れられない苦い体験(罵り合いや暴力)によっては、一生の傷になります。
産後クライシスは、夫婦と子どもの未来をいとも簡単に変えてしまいます。
たかが産後クライシス、されど産後クライシスですね。
産後、初めてわかる家族の正体
産後は、女性にとっては一生のうちでとても大切な期間です。
10ヶ月もの長い妊娠期間と激痛の出産を終えると、体の回復もままならぬうちにやってくる慣れない育児‥。
そこからはノンストップかつエンドレスな怒涛の毎日が訪れます。
そんな時に重要なのが、周りの家族の存在です。
自分がしんどい時に周りの家族がどう接してくれるかで、相手の“人間性”や“器”がわかります。
育児って1日や2日で終わるものではありません。なので、相手のウワベだけの優しさだとすぐ見抜けてしまうんですね。
産後は、子どもが生まれるまでは気づかなかった家族(義理の両親含む)の本質やエゴが見えてしまいます。
さらに、その時相手とどんな関わり方をするかで夫婦の将来が変わってしまうことさえあります。
わたしの場合、産後の1年間に夫と義両親と大きく揉め、彼らからとられた行動・言動などから「もう人として今後一切関わっていくことが出来ない」という結論に至りました。

「この人達がどういう人たちだったのか、初めてわかった。」という感じです。
今となっては、出産がなかったとしても遅かれ早かれ離婚していただろうと思います。
ただ、その離婚への道を最速スピードで早め、燃えたぎらせ、大ごとにしたのは産後クライシスのせいだったのかなと思います。
ただ、産後クライシスに陥った原因には夫と義両親が大きく関わっているので、どちらにせよ結婚生活を続けていくことは困難でした。
このブログでは、私の産後クライシス体験談をしっかりと記していきたいと思います。
続きは以下よりどうぞ(全9話)
