最近読んだ漫画で全巻一気に読むほどハマったのが「坂道のアポロン」です。
坂道のアポロンは映画化もされて、舞台は佐世保だったようですが小玉ユキさんは佐世保北高校出身なんですね。
どおりで、漫画の中の風景や方言がなんだかとってもリアルな描写だったな〜と思いました!
坂道のアポロン(漫画)で良き時代の青春を味わう
坂道のアポロンを読んで、久々に漫画の真髄を感じたというか、漫画って本当に面白い!!って感動しました。
登場人物が本当に個性豊かで、どの人たちも魅了的に描かれています。まるで、何人もの人生を見ているような気にもなりました。
学生ものの漫画ってベタだったり、もういい歳をした自分のライフスタイルとそぐわなすぎて共感しづらいんですが、「坂道のアポロン」はそれがまるでありませんでした。
そしてその時代背景が、めちゃくちゃ古い(レトロ)んですよね。
私は30代ですが、自分の両親より10歳(いわゆる団塊の世代)上くらいの人たちの青春時代の話なんです。学生運動とか盛んだった頃。そしてジャズ。
だからより一層、登場人物の服装や言葉、生活様式など普段のライフスタイルがとても新鮮で、「あ〜こんな良き時代に生まれたかった‥」と、なんか自分までが青春を味わっている錯覚すら覚えてしまいました。
坂道のアポロンの曲が名曲ばかり
「坂道のアポロン」の漫画の中では、登場人物たちが演奏するたくさんのジャズの名曲が出てきます。
それを聴くのがまた楽しい‥。
この曲を演奏しているのかぁ!と思いながら、めっちゃ良い曲ばかりで感動します。個人的に「坂道のアポロン」の登場人物で「淳兄」が一番好きなのですが、彼が歌うチェットベイカーの曲がたまりません。
坂道のアポロンの映画化では、淳一の役をディーン・フジオカさんが演じられたのがハマりすぎですね(ビジュアルが)‥。
他の登場人物のキャストもなかなかハマっています。千太郎なんて漫画とほぼ同じビジュアルでびっくり。
アニメ化もされてサウンドトラックも出ているから驚きでした。
坂道のアポロン(漫画)小玉ユキさんの硬派な青春物語がおすすめ!:まとめ
坂道のアポロン(漫画)の面白さは、やっぱ小玉ユキさんの画力も強いです。
絵が上手い!絵の線がとても綺麗で、オシャレでもあるし可愛い。
漫画の端末に、ちょっと摩訶不思議でミステリーな短編が収められているのも意外で面白かったですね。
「坂道のアポロン」がかなり硬派な青春漫画だといえるので、短編の世界観のギャップがすごい(笑)小玉ユキさんはいろんな世界観が描けるんでしょうね。
かなりハマりました!本当に面白かったし満足でいっぱいです。明日も頑張ろうって気持ちになれる漫画ですね。
坂道のアポロン、感動をありがとう!